チャレンジ!資産運用

米国株や投資信託を中心に投資にチャレンジ中です。

米国株の入門書!米国株に興味がわいたらまず読む本 その3

こんにちはシュウです。
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その3です。

 

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■いよいよマネーマシンの作り方

長~い前置きがありましたが、いよいよ肝心要のマネーマシンの作り方です。


1.永続的で安定したキャッシュフローを見込めることと、株主還元に積極的な企業を選定する。高営業キャッシュフローマージン、高い配当性向があること。


2.8~16銘柄への分散投資がリスク低減効果が高い


3.セクター分散は必ず必要


4.下がった時に買う、高い時に売るというタイミング投資は不可能。優良株をそこそこの金額で購入するようにする。


5.仮に下落しても動じずホールドする。そのくらい銘柄選択は慎重に行う


6.具体的銘柄選び


銘柄選びの実践ですが、氏のオススメ銘柄が実際に紹介されています。30銘柄です。Grow Rich Slowly シーゲル流米国株投資で億万長者になる!になるよりお借りました。

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一番重要なポイントだと思います。氏のオススメは大体10銘柄程度なので、30銘柄→10銘柄に絞り込む必要があります。ここだけ熟考することが重要なので時間はかかります。


この選考の時に重要な事は、


長期で持てる自信のある銘柄を選択することです。


私たちサラリーマンは会社の役に立っているのかどうか分からない仕事のために多くの時間を割いています。一日スパッと有休をとって、もしくは残業を止めて銘柄選びに専念するのもいいかもです。多少業務にしわ寄せはきますが、将来のことを考えればその価値はあります。


その時間もないようでしたら、氏のポートフォリオをそのままコピーするか、S&P500連動のインデックス投資でも問題なしです。


■米国株購入の注意点


手数料負けしないこと。


2018年10月、特定口座で米国株を買えるのは、SBI証券楽天証券マネックス証券となっています。この3証券手数料は横並びです。


効率よく手数料分だけ購入するならば、1120ドル以上購入することが必要になります。


※このところ手数料が割安で話題になっているサクソバンク証券ですが、特定口座に対応してません。


■バフェット太郎の秘密のポートフォリオ


氏のブログを紹介します。

 

バフェット太郎の秘密のポートフォリオ(米国株配当再投資戦略)


一日二回更新されています。私も毎日チェックしています。


実は本書の内容、こちらのブログのまとめです。なのでこのブログを最初から読めば本書を読んだのとほぼ同じ知識がつきます。初心者向けのブログなので内容も分かりやすく私でも大丈夫でした。


但し、毒舌は変わらずなのでイラッとしないように 笑。


■まとめ


いろんなジャンルの入門書は分かりやすさが重要です。特に読書をしない層を想定している場合はとくにです。翻訳書もたまに読むのですが、読書をしない人間には独特の言い回しが読んでいてつらいです。この本は難しい言い回しもなく投資の知識がなくても読み進められます。


最近の入門書の傾向ですが、読んで入り口だけ理解したら、ネットや専門書で知識を補完する使い方を想定しているようです。


氏のスタイルに関しては様々な意見があるでしょう。でも多くの人が似たようなスタイルで資産を増やしているのもまた事実です。


資産を増やそうとしたら米国株というのは、考えてみたら当たり前のことです。基軸通貨と最強の軍事力を保有して、世界に通用する企業や最先端の科学やカルチャーをボコボコ生み出しているのですから。


私は本書を読んで個別株に挑戦しようと思い立ちました。成功するか失敗するかは分かりませんが、それもまた良い勉強だと思ってます。


今後はイデコで楽天VTIにつみたて投資を、つみたてNISAから一般NISAへ変更してこちらで個別株を購入してみます。


投資は自己責任!楽しく長い道のりを行きましょう!

米国株の入門書!米国株に興味がわいたらまず読む本 その2

こんにちはシュウです。
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その2になります。

 

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■庶民がお金持ちになるたったひとつの方法


庶民。


まさに私のことですね。世の中に多数いるであろう庶民がお金持ちになるたった一つの方法は、


勤勉に働き、倹約に努め、堅実に運用する


です。


え~、当たりまえのことじゃない?これでお金持ちになれるんだったら、みんなお金持ちになれるでしょ!と思ったあなた、最後の堅実に運用する、ができていますか?利子がほとんどつかない定期預金でお金を運用していませんか?


アメリカの億万長者は割と普通の方が多いのですが、その方法はまさに上記のことを実践してきたからです。


では日本はというと、勤勉に働く、倹約に努める、ここまでは相当に高いレベルかと思うですのが、最後の堅実に運用する、ができていないのが資産が増えていかない理由です。


堅実な運用とは何でしょう。


本書での堅実な運用とはアメリカの「連続配当」「高配当」の優良企業に、長期・分散・配当再投資をすることです。


配当金というのは企業が利益の一部を株主に還元することです。その受け取った配当金を更に投資することで雪だるま式に資産が増えていきます。


何もしなくても配当金を生み出してくれる仕組みを作り上げ、配当金を更に投資することで、更に多くの配当金を生み出してくれる。氏はこれを「マネーマシン」と呼んでいます。


基準を満たした米国株でデザインした「マネーマシン」を手に入れることこそが庶民がお金持ちになれる唯一の方法です。


こちらが氏のポートフォリオ「マネーマシン」です(個別の割合部分の名前はティッカーと呼ばれるで識別記号で書かれています)。2018年10月、氏のブログよりお借りしました。

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■本当に超~簡単な米国株投資

 米国株投資と聞いて、「英語が…」「違う国だし…」とかいろいろあると思いますが、やってみると分かるのですが超簡単です。

 

投資だけをするのに英語が必要な場面はほぼないでしょう。証券会社のHPから投資をしたい企業を検索して何株をいくらで買うかを入力してポチッとするだけ。円入力でも買え、自動的にドル計算してくれます。ドルへの両替替えが必要だった場合も金額入力してポチです。


気になる企業の財務諸表が知りたければ、証券会社から確認できます。海外のNEWSサイトも翻訳ソフトを使えば大体の意味は分かります。


後、米国株投資を実践している方は世の中に山ほどいますので、決算ごとに詳細な分析をしてくれます。これが超便利です。個人の方のブログなので数字の整合性は保証されていませんので、いくつかブログを回ってチェックします。


アメリカなので日本で聞いたことのない企業もたくさんあります。例えば本書にも出てくる米国株長期投資家に人気のサザンカンパニー、私は初めて聞きました。これもサザンカンパニーと入力すれば、皆様のサイトが山ほどヒットします。


但し最後に自分で分析しなければならないのは言うまでもありません。


■米国株最強!その理由


●なぜ、日本ではなくアメリカなのか?


これは日経平均とS&P500を比べてみれば一目瞭然。日経平均はこの20年間株価が成長していないのに対して、S&P500は上昇下降はあるものの右肩上がりです。日本株に長期で投資をした場合マイナスになる確率が高いですが、米国株に投資をした場合はプラスになる確率が高いです。

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●債権より株式が圧倒的にリターンが高い


これは色々な意見があると思いますが氏の意見は、長期で運用するなら利回りが低い債券よりも株式の運用が賢明であると説いています。

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氏のブログよりお借りしました。


債権を一定の割合でポートフォリオに組み込むと値動きがマイルドになるのが組み込み理由ですが、景気動向に左右されないディフェンシブ銘柄を選考することで下落を最小限にできます。またディフェンシブ銘柄を更に均等にセクター分散することで値動きを同じくマイルドにする働きがあります。


株式投資するなら米国企業


参入障壁が高く競争優位性があり、圧倒的なネットワーク効果と市場シェアを有し、高い営業利益率を誇る企業がゴロゴロあります。要は儲ける仕組みを作っている企業がたくさんあるということです。長期で投資する場合この儲ける仕組みが重要で儲けが配当金の源泉になります。


また、アメリカは先進国で数少ない人口増加国で内需が増加する傾向があるのと、投資に対しての法整備が進んでいるので安心して投資できるのも特徴です。


世界最大の市場のアメリカで儲ける仕組みを作っている企業に投資するのは必然の流れとも言えます。


為替リスクや税金(米国株の配当金には現地課税がかかります。但し、確定申告をすることである程度戻ってきます)を補って有り余る恩恵があります。


●まずはS&P500連動のETFがおススメ


リスクを分散したい方や個別株選びが面倒な方はETFという手もあります。
ETFとは特定の基準にそった多くの企業に分散して投資をしてくれるので、倒産する心配がありません。


S&P500に連動したETFならば、米国の主要企業に丸ごと投資するので、米国の成長の恩恵を比較的低リスクで受けられます。


投資の神様、ウォーレン・バフェット氏が自分の死後は資産をS&P500連動のETFに90%を投資することを指示した話は有名です。


●必ず投資は長期で考える


短期で大儲けしたいのは誰しもが考えることですが、氏はそれを「くそダサい投資家」と斬って捨てます。


短期で投資をする大半のプロの投資家のリターンが、インデックスファンドに負けている事実がその理由です。様々な金融理論や高性能なコンピューターを駆使したとしても、単純にインデックスに連動するように運用しているファンドには勝てないわけです。


素人の私たちがプロに勝てる唯一の手段は時間です。


ETFより配当再投資はすごいかも!


S&P連動ETF株式投資の最適解のひとつではあるのですが、唯一の弱点が比較的ハイテクセクターの割合が高くなっていることです。今後景気が後退して現在割高のハイテクセクターの株が大きく下落すれば、割合が高い分全体が大きく下がる可能性があることです。


この弱点を補ったのが連続増配株への配当再投資です。そうすることで相場が下落した時にはたくさんの株を購入することができ、上昇した時にはリターンを大きく伸ばすことができます。これも短期ではS&P500指数に劣る可能性がありますが、長期で見れば上回る可能性が高いです。


それを実現するのが「マネーマシン」。均等に10銘柄に分散投資したポートフォリオというわけです。


次回に続きます。


投資は自己責任!楽しく長い道のりを行きましょう!

米国株の入門書!米国株に興味がわいたらまず読む本 その1

こんにちはシュウです。
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私は投資をはじめてまだまだ日が浅い初心者投資家です。


色々とネットで調べたり、皆様のブログを拝見して参考にしたりするのですが、長期投資家の皆様のブログを拝見していると出てくるのが「米国株」。


始めた当初は個別株に投資はまったく考えていなかったです。単純に個別に投資する企業を選別する作業が面倒だったのと、どういった基準で選別すればよいのか分からなかったからです。


但し長期投資家の皆様が、米国の個別株もしくはETF保有されているのをみて興味はありました。


そんなアンテナがたっていたのでしょうか、本屋で偶然見つけたのがこちら。


「バカでも稼げる、「米国株」高配当投資」 バフェット太郎氏著


ぱらぱら本をめくってみて興味がわいたので購入しました。


著者のバフェット太郎氏は日本一アンチの多い「米国株」ブロガーという肩書をつけています。語り口はかなりの毒舌。個人的には好きなのですが、確かにアンチが多くなりそうな感じです。


本の題名に、バカでも、とついています。バカは太字で強調です。こんなところもアンチが増える要因なのでしょう 笑。私は理解力が高くないので、逆にバカでも分かるというのはうれしいです。難しいことはできません。


氏のこのスタンスも計算なのでしょうね~。これだけ他人のことをディスっていればそりゃアンチは多数いるでしょうけど、私のような支持者もいるでしょうから。八方美人で埋もれるよりはとんがって賛否両論の方が光って見えます。批判はすごいでしょうから、耐えられる精神力は尊敬です。


本書は長期投資を前提にしているため、10年、20年以上の期間でゆっくり時間をかけて資産を増やす方法を解説しています。長期、分散、配当再投資はインデックス投資の考えかたと同じです。

 

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次回に続きます。


投資は自己責任!楽しく長い道のりを行きましょう!

雑誌読み放題サービスはかなり使えます!投資の情報源にはもってこい

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皆様、投資はいかがでしょうか?


私はつみたてNISAで投資をはじめて早半年。スタートが株価が高い時だったせいか、評価額はもれなくマイナスになっています。


但し、ドルコスト平均法で考えた場合、この下がっている場面では同じ予算で多くを購入できますので、逆に期待しています。


同じ時期に彼女もつみたてNISAで投資信託の購入を始めたので多分評価額はマイナスのはずなのですが、あまり気にしていないみたいで淡々と積み立てているみたいです。日々の買い物は10円高い安いを気にしているのに不思議だ…。


■投資をはじめての副産物


投資をはじめて半年ほどですが、投資のことや経済のことに興味が出てきて色々と勉強しています。多分生涯で一番勉強していると思います。学生の頃はやらされている感しかなかったですが、興味のあることは続きますね。


毎日のNEWS関係はネットでチェックしています。ブルームバーグやロイター、日経新聞です。日経新聞楽天証券日経テレコンを利用しています。現在はウォールストリートジャーナルの有料版を検討中です。


本はもっぱらBOOKOFFの100円コーナーです。時々新品も買いますが、普遍的なHOW TOならば古本で十分です。


週刊ビジネス誌はネットの雑誌読み放題サービスを使用しています。


■かなり使える雑誌読み放題サービス


雑誌読み放題サービスはかなり使えるサービスです。


私は楽天マガジンを使用していますが、dマガジンやAmazonなどサービスはいろいろあり内容も充実しています。最近はAmazonが気になっています。


値段も大体一か月500円前後とお手頃なのが魅力です。


楽天マガジンは、楽天ユーザーならば、ポイントで払うこともできるので便利です。


雑誌は一冊1000円弱することを考えると、このサービスは魅力的です。経済誌だけでなく、趣味のジャンルも充実しているので、私は一切雑誌は買わなくなりました。


どのサービスも無料お試し期間があるので、利用しては?個人的にはかなりおススメです。主なサービスの一覧です、参考にしてください。

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投資は自己責任!楽しく長い道のりを行きましょう!

ノーリスクで投資、投資の初心者はまずはここから!

こんにちは、シュウです。
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■ノーリスクで投資ができる時代がきた!


SBI証券とCCCマーケティングが合併会社のSBIネオモバイルを設立しました。

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詳細は他記事に譲りますが、ここで重要な事はTポイントを使って投資ができること。


なんとTポイントを使っている人はタダで金融商品が買えます!


ノーリスクで投資ができるということです。元本割れ等の余計な心配もしなくていいですし、投資を行ったことがない人におススメしたいです。


私も楽天ポイントで毎月少しづつ楽天VTIを購入しています。
もちろんこれで資産形成ができるはずもないのですが、金融商品の購入がどのように進んでいくのかや、証券会社のHPの使い方等を知るにはもってこいです。


もちろん証券会社に口座は開かなくてはいけませんが、まぁ、それくらいやりましょう。


マーケティング的には


ストラテジー&タクティクス株式会社の佐藤氏が提唱するのが、プロダクトフローです。マインドフローが心の流れなら、プロダクトフローは商品の流れ。どのようにお客さんに商品を購入してもらうか戦略を組むことです。


まずは敷居の低い商品を買ってもらい、最後に売りたい商品を買ってもらう。できれば定期的に。別の言い方をすると、儲けが少ないお得な商品をサービスして、儲かる商品を継続的に購入してもらい、トータルで儲けが出るようにする戦略です。


あげる商品 → 売れる商品 → 売りたい商品


という風に流れを作ります。


例えばガムなら


試供品 → 小分けのノーマルタイプ → ボトルタイプ


となります。


今回のSBIネオモバイルの件なら、


Tポイント投資 → 積み立てNISA、Ideco → 個別株取引


となるでしょう。


Tポイント投資でやり方をおぼえてもらい、薄利のつみたてNISAやIdecoを使ってもらい、個別株取引をやってもらう。ほとんどの人は最初のTポイント投資以上は行わないでしょうが、確実に何割かの人はそれ以上に進むでしょう。それでTポイント投資の経費を回収できるんです。多分そのデータを持ってるんでしょうね。


後、Tポイントは若年層の保有も多いでしょうから、その層の開拓も狙っているでしょう。通信キャリアと同じで若年層を囲い込めば、長い間継続的に利益をもたらしてくれます。なので若年層に割引が手厚いんです。


こういった理屈は抜きにしても、初心者の方はノーリスクで投資ができるんですから利用してみてはいかがですか?


投資は自己責任!楽しく長い道のりを行きましょう!

ideco(イデコ)、メリット豊富な資産運用

こんにちは、シュウです。
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今回はideco(イデコ)について調べてみました。


投資を勢いではじめていろいろ勉強しているうちに、検討する選択肢も色々増えてきました。その内の一つがideco(イデコ)です。


投資をはじめた理由の一つが、老後の資産形成を行うこと。それならばidecoは最適かなと思い始めています。


idecoとは何か?


個人型確定拠出年金ideco)。


掛け金を自分自身で運用しながら積み立てて原則60歳以降に受け取る仕組みです。
いくら積み立てるか、どんな金融商品で運用するか、どのように受け取るか、すべて自分自身で決めることができます。


ここで重要なことは、どんな金融商品で運用するかを自分自身で決めることです。以前の記事でも書いたのですが、全く投資の経験がない人がこれ運用できますかね?

 

 

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初心者の私も予備知識なしだったら絶対idecoを利用しなかったと思います。半年前までは頭の片隅にもなかったです。運用商品も絞られたとはいえそれなりの数。その中から選ぶのはハードルまあまあ高いです。基準が分からないですからね。更にポートフォリオを組むなんて、普通に考えたら無理です。


商品の選びかた、ポートフォリオの組み方は、つみたてNISAの時に色々調べたので、基本は一緒です。よかったら参考にしてください。

 

 

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■制度詳細


●掛け金

 
毎月¥5000から¥1000単位で設定
60歳以降に受け取り
掛け金は年一回変更可能


●掛け金限度額

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図は楽天証券さんからお借りしました  


●運用


定期預金、投資信託、保険商品、等を自分で選択 
複数の商品を組み合わせて掛け金を配分する。1%単位で指定。


※注意点
運用商品の取り扱い種類及び手数料は、証券会社によって異なる


●受け取り


60歳から受け取り可能
受取方法は年金(分割受取)または一時金(一括受取)から選択


■メリット


●掛け金が全額所得控除


所得税と住民税が毎年軽減される

こちらのサイトで大体の節税効果がシミュレーションできます

 

かんたん税制優遇シミュレーション|イデコ公式サイト|老後のためにいまできること、iDeCo|国民年金基金連合会


●分配金などの運用利益が非課税


金融商品の運用益には通常約20%の税金がかかります。それが非課税になります。


●受け取り時に一定額まで非課税


■デメリット


●60歳まで引き出しができない


金融商品については元本は保証されない


●手数料がかかる


制度に加入するときの手数料と毎月の口座管理手数料が発生


■まとめ


ideco(イデコ)は老後の資産形成を目的に運用するのであれば最適だと思います。また活用すれば大きな税優遇が受けられます。


但し、運用商品の選択を行わなければならない高いハードルが待ってます。ここだけは慎重に行っていきたいものです。


私もidecoの活用に向けて準備に入ってます。選ぶのは、楽天VTIです。


idecoを始めたら運用商品もちょっと整理していこうかなと考えてます。idecoとつみたてNISAで被ってしまいますので。


投資は自己責任!楽しく長い道のりを行きましょう!

ワイドモート、企業も合戦も堀が重要なのは一緒!その2

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その2になります。

 

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■私が考えるワイドモートな企業・業界


前提として独自資源が強み・差別化に繋がって、顧客がベネフィットを感じる製品・サービスを生み出している、でした。


ポイントは高い参入障壁を持っていることと、継続的に高い利益を生み出せることです。


市場が成熟化しているので企業の成長性は低いものの、経営が安定していてキャッシュを効率よく稼ぐシステムが構築されているので、高い配当が長期に渡って期待できます。長期投資家の皆さんには人気の企業が多いです。


これからご紹介する業界は長期投資家の皆さんにはおなじみの企業ばかりです。
(数字は2017年度の決算のものです)


●一般消費財、タバコ製造・販売企業


ワイドモート要因


・規制が厳しく、簡単には参入できない。参入障壁。
・タバコのニコチンに中毒性があり、単価をアップしてもある程度の販売数量が見込める。また、設備投資が少なくて済む。完全に成熟市場だが、M&Aが進み市場は寡占化に。高利益率要因。


その他


・先進国では嫌煙ムードで市場は低下気味だが、新興国、特にアジア圏では拡大傾向。嗜好品という戦場で考えた場合には、アルコールや最近はやりの大麻も競合に。


代表企業


フィリップ・モリス、アルトリアグループ、ブリテッシュ・アメリカン・タバコ、等


参考指標


フィリップモリス
営業利益率36%、営業キャッシュフローマージン31%、自己資本比率-28%
アルトリアグループ
営業利益率39%、営業キャッシュフローマージン19%、自己資本比率36%


●公益事業、電気・ガス・水道、等の販売


ワイドモート要因


・供給網に大規模な投資が必要。参入障壁。
・生活必需品であり一定のニーズが見込める。高利益率要因。


その他


・供給網の維持に莫大な設備投資が必要で、フリーキャッシュフローはマイナスの企業が多い。これから金利が上昇で支払利子の負担が増えるのが懸念材料。


代表企業


サザンカンパニー、ドミニオンエナジー、デューク・エナジー、等


参考指標


サザンカンパニー
営業利益率11%、営業キャッシュフローマージン27%、自己資本比率22%
ドミニオンエナジー
営業利益率33%、営業キャッシュフローマージン36%、自己資本比率22%


●エネルギー、石油採掘・販売


ワイドモート要因


・採掘~供給までに大規模な投資が必要。参入障壁。
・生活必需品であり一定のニーズが見込める。高利益率要因。


その他


以下の点には注意が必要。
脱炭素社会、ESG投資、の方向性。
化石燃料からの代替えエネルギー研究は急速に実用化されている。
シェールオイルの採掘コストが更に低下すれば日量生産は上昇し、価格の低下が見込まれ、利益圧迫要因。
但し、完全にクリーンエネルギーに切り替わるには相当の年月が必要。短期的には新興国が発展する中で石油の消費量も上昇し、売り上げ上昇要因。


代表企業


エクソン・モービル、ロイヤル・ダッチシェル、BP、等


参考指標


エクソンモービル
営業利益率5%、営業キャッシュフローマージン13%、自己資本比率53%
ロイヤル・ダッチシェル
営業利益率5%、営業キャッシュフローマージン12%、自己資本比率51%


●ヘルスケア、医薬品の製造・販売


ワイドモート要因


・巨額の研究開発費が必要。成功確率は3万分の1。参入障壁。
・薬の開発に成功し特許を獲得すれば長期間にわたって独占販売が可能。高利益率要因。


その他


・これから高齢化社会が訪れることで医薬品の市場は拡大。研究開発費の高騰でM&Aが進み、さらに寡占化が進みそう。


代表企業


ロシュ、ファイザー、ノバルティス


参考指標


ファイザー
営業利益率25%、営業キャッシュフローマージン31%、自己資本比率42%


●高いブランド力を誇る企業群


コカ・コーラ 説明不要の世界的に有名な飲料ブランド。全世界に築き上げた供給網と高いブランド力で他の飲料メーカーとの差別化をはかる。低い原価の原液に高い付加価値をつけられるので高収益。
・VISA クレジットカードの世界最大企業。今後のキャッシュレス社会で強さを発揮できるかがポイント。収益性はそのビジネスモデルから非常に高い。営業利益率は驚異の63%!
・アマゾン 世界最強のECプラットフォーマー。EC黎明期から現在まで長年に渡って投資し続けてきたシステムは他の追随を許さない。EC市場の競争はまだまだこれからであるが、将来に生き残っていく企業であることは間違いない。アジア圏での成長が鍵。
・LVMH ルイ・ヴィトンディオールジバンシィ、等世界的に著名なブランドを多数傘下に抱える。ブランド力を維持するために巨額の投資を行っており、今後も高い収益性が期待できる。ラグジュアリーブランド市場では圧倒的な強さ。


■まとめ


長期投資で個別株に投資するのでしたら、こんな企業がいいですね。(アマゾンやLVMHを長期で持つかどうかの議論はまた別ですが…。)


最後にアパレル業界を少々。


物販の現場にいるとこのワイドモートされている企業の強さは身をもって感じます。但し、戦略ミスで落ちていくのも早いです。アパレルのようなスイッチングコストが低い業界は特にそうです。継続的にブランド力に対して投資をしている企業は強いです。


ユニクロは現在ワイドモート企業といってもいいかと思います。長年に渡ってコストパフォーマンスが高いことをアピールしてきてそれが浸透しています。アジア圏では強みを発揮しているので、欧米でインデックスやH&Mの牙城を崩せるかが勝負の分かれ目かと思います。


物販先般に言えることかと思いますが、参入障壁とスイッチングコストが低いので多数のプレーヤーが参入し、常に激しい競争を繰り返すことになります。一時好調でも落ち始めると早いです。また営業利益も低い場合が多く、なかなか儲かる仕組みを構築するのは難しいです。


投資は自己責任!楽しく長い道のりを行きましょう!